広帯域受信機 設計 製造 ウエーブテック

フロントエンド

フロントエンド

■高ダイナミックレンジ
精密な入力フィルタとアンプは、全帯域にわたって感度と大入力特性のバランスを考慮して設計されています。低いフロアノイズと相まって、高ダイナミックレンジを実現しています。


■入力フィルタ
5kHz-3.65GHzの間を20バンドに分割した入力フィルタを装備しています
フィルタ部分の設計には最新のツールを活用し、最適な特性と無調整化を実現しました。高精度な部品を、適宜使用し特性の偏差 を最小限に抑えています。無調整化と相まって製品間の特性のばらつきが非常に少なくなっています
また、0.5kz-2.5MHzの区間は、可変フィルタを採用しています。ラジオ周波数帯における大入力特性の向上に寄与しています


画像(FRONT input filter)IMG_0293a(PWB_FRONT)
■アンプ
周波数帯域ごとに適切なデバイス、回路構成を選択し、感度と大入力特性のバランスを考慮して設計されています。
各バンド間の感度・大入力特性の偏差が極力少なくなるように設計されています。
入力アッテネータは(OFF/10/20/30dB)および、プリアンプON/OFF機能(30MHz以下)を装備
素性のよい入力アンプとの組み合わせでさらに広い入力レベルに対応することが可能です

局部発振器

■低雑音
新開発の自社製VCOを搭載し、従来の広帯域受信機に比べて大幅な低雑音化を実現しました。5kHz-3.65GHzの広帯域に渡って低位相ノイズを達成しています。
(-90dBc/Hz以下 (-95dBc/Hz typ) 10kHz offset)
5kHz-3.65GHzを3個のVCOでカバーしています。
WR3600では、最適な特性が得られるようVCOの回路構成から見直しました。
広い周波数可変範囲と低位相雑音特性を高いバランスで両立させています。
IMG_0292a(PWB_PLL)


■高精度基準発振器
VCOと共にPLL回路の低雑音化の要となる基準発振器には、特に位相ノイズの低いVCTXOを採用しました。
周波数精度±1.0ppm、広い温度範囲に渡って極めて安定した動作を実現しています。
オプションでさらに高精度の基準信号(±0.1ppm)を搭載することも可能です。


■構成
高速周波数設定を実現するためには、現在ではDDSを活用するのが有利な方法です。
WR3600では、低内部スプリアスと低消費電力を実現することに重きをおき、PLL方式を採用しました。
周波数の設定時間は、PLL回路の設定と周辺回路の適正化、高性能CPUの採用などにより、PLL方式ながら 120ch/Sの高速応答を実現しました。
そして従来機と比較して大幅に少ない内部スプリアスを実現しました。
微弱な、アンテナからの真の入力信号をとらえることが可能です。
またWR3600の特色として、周波数サーチのような決められたステップでの周波数変更だけでなく、メモリスキャンなどランダムで大幅な周波数変更においても速度の低下はわずかになるように設計されています。
画像(PLL loop filter2)


■同期
外部基準信号入力を装備しPLL基準を外部の基準信号に同期させることができます。
PLL基準信号のほかに、局部発振器間の位相同期も対応することが可能です(特注仕様)
RDF(無線方向探知機)等の用途に、活用していただくことができます。

IFセクション

  • 外部IF出力
    3種類のIF出力を選択して使用することができます。
  1. 10.7MHz帯域幅10MHz
    WR3600のメインのIF出力になります
    帯域幅10MHz AGCは経由しておりません。
    低歪、低雑音、高リニアリティのバッファアンプを装備しています。
    デジタル変調信号をはじめ、あらゆる受信信号を安定して出力することができます。

  2. 10.7MHzIFフィルタリング出力
    第2IFフィルタ(水晶フィルタ)を通過した後のIF出力になります。BW設定に連動して帯域幅が切り替わります
    (3kHz/6kHz/15kHz/30kHz/110kHz/220kHz)

  3. 455kHzIFフィルタリング出力
    第3IFフィルタ(セラミックフィルタ)を通過した後のIF出力になります。BW設定に連動して帯域幅が切り替わります
    (2.4kHz/5.5kHz/7kHz/15kHz/30kHz/220kHz)


    画像(IF filter1)

復調機能

  • 高S/N
    低雑音のRFセクションの特性を最大限に生かし、AM、FM,各復調モードにて良好なS/N比を実現しています。
    特に、FMモード(条件BW=15kHz, DEV=3.5kHz)では全周波数範囲(5kHz-3.65GHz)において50dB以上のS/N比を達成しました。
  • 復調モード FM Wide FM AM LSB USB CWに対応しています。
  • IF帯域幅 2.4kHz/5.5kHz/7kHz/15kHz/30kHz/110kHz/220kHzを選択することができます。
  • WideFM WideFMは、ステレオ復調回路を装備しています。外部ライン出力からFMステレオ信号を出力することができます。
  • AGC AGCは応答速度を3段階に設定可能です。ラジオ放送、エアバンド、SSBなど受信信号にあわせて最適な設定にすることができます
  • DRM受信対応
    DRM復調用の信号を出力することができます。PCのオーディオ入力と『DREAM』などの復調ソフトウェアを使用することでDRM放送を受信することができます。
  • AF設定 オーディオセクションでは、
    HPF(50Hz/200Hz/300Hz/400Hz)  LPF(3kHz/4kHz/6kHz/20kHz),
    ディエンファシス(THRU/25uS/50uS/75uS/750uS)を個別に設定することができます。

入力レベル測定機能

  • WR3600/WR3605は入力レベル測定機能を装備しています。専用の入力レベル検出回路を装備し、リアルタイムでアンテナ入力レベルを測定します。
  • 測定器に匹敵する精度と、高速応答、広い温度範囲に渡って安定した動作を実現しています。
  • 測定値は、バーメータによる表示に加えて、設定によりLCDパネル上に数値[dBm]で表示されます。
  • また、PCインターフェイスよりデータ出力を行なうことができます。
  • データ出力は[dBm]数値、[A/D変換値](リニアスケール)を選択することができます。
  • また従来の受信機の表示に準じた、AGC電圧をベースとした表示に設定することもできます(LCDバーメータのみ)

リモートコントロール

  • フルリモートコントロール
    PC制御により、WR3600/WR3605の全ての機能をコントロールすることができます。
    リモートコントロールではパネルキーに相当するすべてのコマンドを用意しています。
    また、特定のコマンドに関してはパラメータ設定により細かい制御が可能です。
    高速スキャン性能を生かして各種アプリケーションにお使いいただくことができます。

  • インターフェイスはシリアルポートRS-232-C(EIA-574) 115.2kbps maxまた はUSBに対応しています(FTDI社デバイス使用)。

  • その他外部インターフェイスとして
    外部基準信号入力 (PLL用基準信号を入力します)
    IF信号出力
    複合出力コネクタ(MINI-DIN)
    などを装備しています。

筐体

  • 小型軽量
    本機の外形は
    135(W)x 85(H)x 224(D) mm(WR3600) 1.7kg
    130.8(W)x 72.7(H)x 202(D) mm(WR3605) 1.7kg
    とコンパクトなサイズに仕上がっています。

    システム組みこみ用途など、スペースが限られた場所で大きなメリットが得られます。
    WR3600は本体筐体にアルミダイカストを採用しました。堅牢かつ、軽量を実現しています。
    WR3605はラックマウント用に最適化された大きさになっています。
    固定用の取り付け穴も用意されています。

  • 低消費電力 低コスト
    また消費電力は、最大12VAと低消費電力になっています。
    バッテリーによる運用も可能です。

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